元気なうちにやりたかったことをやろう!そんな思いで2011年3月より8月までマラウイで薬剤師として派遣されるマラリエ生活を綴った日記です。
2011/08/29 (Mon)
私の大好きな通勤路。私を見つけると「りえ~!」と駆け寄ってくる子供たち。
2ヶ月前くらいからだろうか?
たいてい「写真とって~!」と物欲な感じでいつも集まっていた子供たち。
写真をとって見せると嬉しがる。動画なんて食いつきまくり。
少しの現地語をマスターした私はここでも草の根教育。
行きに「ジャンブレ(写真)!」と言われても
「ソノ(今)ニャンゴ(時間)ンチート(仕事)。ジャンブレ ナミーセ(夕方)。
マプリキーシャ(わかった)?」を繰り返した。すると「エエ(Yes)!」と。
そのうち、朝には「ボ(よぉ)!」くらいで写真をせがまなくなった。いい子たちだ。
夕方に撮り始めると今度は切りが無い。
そこで少しの現地語で
「カモーザ(1回)ペラ(だけ)!マプリキーシャ(わかった)?」と言って
最後の1回を撮影し帰るということをし始めた。
あるとき、その1回を終えて帰ろうとしたら子供たちが
「ニャムーレ!」と言っている。「?????」と子供たちをわかろうとすると
腕を伸ばしてくる。抱っこをねだっていたのだった。
その日から撮影のあとは抱っこ。オムツをはいてない子もいる、オムツがびしょぬれの子もいる。
でもそんなの関係ない!むしろ、子どもたちがスカートが汚れるのを払ってくれたりする。
自分より小さい子どもを「この子も抱いてあげて!」と私に差し出したり優しいね。
でも疲れているときは「ビャレンマ(疲れている)チョメーネ(とっても)。
ペパーニ(ごめんね)。ナマチェーロ(明日)!」と言って帰った。
言った約束は必ず守る。そうしてきた。
マラウイ人は時間にルーズ。病院は7時半に始まるのに9時くらいに出勤する人も
多数いる。午後の始業は1時半なのに会議を組むときは2時にする。
結局始まるのは3時ごろ。約束を守ること、少しは理解してくれたかな?
いい大人になりますように。
マラウイに来て教育がいかに大切かわかった気がする。
日本の道徳。そんな授業があればいいのになぁ。
マラウイはキリスト教。「隣人を愛せよ」なのになぜ時間に遅れる?
約束を守らない?なんで相手の立場にたたないんだ?
あるとき気が付く。ブランタイヤにいった警備員のジョセフィが最後の日に
「もしこの3ヶ月で何か私が嫌な思いをさせていたとしてもどうぞ許してください」と。
キリスト教の中には「許し」があるのだ。
同じ宗教でも色んな解釈があってマラウイの場合は「許し」がかなりいい方向に
作用している。
とにもかくにも、最後の通勤路、今日は朝もいっぱい遊ぶぞ~!と
決めていた。ある少年が「赤ちゃんがいるよ」と連れて行ってくれ
生後1週間の小さな赤ちゃんを見る。
そしてまた通勤路に戻ると少し遠くから3人くらいの子供たちが
「り~え!り~え!」と叫んでいる。
到着する頃には更に子供たちが集まっている。
ひとしきり遊ぶと親たちが「ほら、仕事の時間なんだから終わりなさい!」と
気にかけてくれる。ふふふ。嬉しい行動だわ♪
そして帰り道。2ヶ月ほど前から歌ったり踊ったりしてくれるようになった
子供たちが今日も「カレンダー」の歌や「ABCD♪」を歌ってくれる。
本当にこれが最後かぁ。マラウイの中で1番好きな場所。本当に癒してくれる。
ありがとう。ひとしきり終わって、やっぱり「ニャムーレ!りえ、ニャムーレ!」と。
1人ずつを抱き上げて、今日はぎゅーっと抱きしめて「Tawonga(ありがとう)!」と言った。
1人英語が話せる子がいてその子に「今日が最後だってみんなに言って」と伝えた。
そして自分のつたない現地語で「ンクルタ ク ジャパン ナマチェーロ(明日日本に行きます)」と
言った。じゃあね~「バイバ~イ!」といいながら家に歩く。
みんなついてくる。私の「バイバ~イ!」に「バイバ~イ!」と返しながらついてくる。
中には「日本へ良いたびを!」とわざわざ言ってくれたりする子もいた。
え~嬉しい!ただ楽しんでるだけかもしれないけど嬉しい!
門の前にたどり着き、警備員に頼んでみんなと一緒にパチリ。
ぎゅーっと抱きしめたうちの小さな女の子が何か言っていた。
その中に「ジャパン」という単語が入っていた。
そうなのだよ、りえはジャパニーズなのだよ。
どこまでこの小さな子供たちが私を覚えていてくれるかはわからないけど
私は一生忘れない。チャントンバの子供たち。また会いたいな。
2ヶ月前くらいからだろうか?
たいてい「写真とって~!」と物欲な感じでいつも集まっていた子供たち。
写真をとって見せると嬉しがる。動画なんて食いつきまくり。
少しの現地語をマスターした私はここでも草の根教育。
行きに「ジャンブレ(写真)!」と言われても
「ソノ(今)ニャンゴ(時間)ンチート(仕事)。ジャンブレ ナミーセ(夕方)。
マプリキーシャ(わかった)?」を繰り返した。すると「エエ(Yes)!」と。
そのうち、朝には「ボ(よぉ)!」くらいで写真をせがまなくなった。いい子たちだ。
夕方に撮り始めると今度は切りが無い。
そこで少しの現地語で
「カモーザ(1回)ペラ(だけ)!マプリキーシャ(わかった)?」と言って
最後の1回を撮影し帰るということをし始めた。
あるとき、その1回を終えて帰ろうとしたら子供たちが
「ニャムーレ!」と言っている。「?????」と子供たちをわかろうとすると
腕を伸ばしてくる。抱っこをねだっていたのだった。
その日から撮影のあとは抱っこ。オムツをはいてない子もいる、オムツがびしょぬれの子もいる。
でもそんなの関係ない!むしろ、子どもたちがスカートが汚れるのを払ってくれたりする。
自分より小さい子どもを「この子も抱いてあげて!」と私に差し出したり優しいね。
でも疲れているときは「ビャレンマ(疲れている)チョメーネ(とっても)。
ペパーニ(ごめんね)。ナマチェーロ(明日)!」と言って帰った。
言った約束は必ず守る。そうしてきた。
マラウイ人は時間にルーズ。病院は7時半に始まるのに9時くらいに出勤する人も
多数いる。午後の始業は1時半なのに会議を組むときは2時にする。
結局始まるのは3時ごろ。約束を守ること、少しは理解してくれたかな?
いい大人になりますように。
マラウイに来て教育がいかに大切かわかった気がする。
日本の道徳。そんな授業があればいいのになぁ。
マラウイはキリスト教。「隣人を愛せよ」なのになぜ時間に遅れる?
約束を守らない?なんで相手の立場にたたないんだ?
あるとき気が付く。ブランタイヤにいった警備員のジョセフィが最後の日に
「もしこの3ヶ月で何か私が嫌な思いをさせていたとしてもどうぞ許してください」と。
キリスト教の中には「許し」があるのだ。
同じ宗教でも色んな解釈があってマラウイの場合は「許し」がかなりいい方向に
作用している。
とにもかくにも、最後の通勤路、今日は朝もいっぱい遊ぶぞ~!と
決めていた。ある少年が「赤ちゃんがいるよ」と連れて行ってくれ
生後1週間の小さな赤ちゃんを見る。
そしてまた通勤路に戻ると少し遠くから3人くらいの子供たちが
「り~え!り~え!」と叫んでいる。
到着する頃には更に子供たちが集まっている。
ひとしきり遊ぶと親たちが「ほら、仕事の時間なんだから終わりなさい!」と
気にかけてくれる。ふふふ。嬉しい行動だわ♪
そして帰り道。2ヶ月ほど前から歌ったり踊ったりしてくれるようになった
子供たちが今日も「カレンダー」の歌や「ABCD♪」を歌ってくれる。
本当にこれが最後かぁ。マラウイの中で1番好きな場所。本当に癒してくれる。
ありがとう。ひとしきり終わって、やっぱり「ニャムーレ!りえ、ニャムーレ!」と。
1人ずつを抱き上げて、今日はぎゅーっと抱きしめて「Tawonga(ありがとう)!」と言った。
1人英語が話せる子がいてその子に「今日が最後だってみんなに言って」と伝えた。
そして自分のつたない現地語で「ンクルタ ク ジャパン ナマチェーロ(明日日本に行きます)」と
言った。じゃあね~「バイバ~イ!」といいながら家に歩く。
みんなついてくる。私の「バイバ~イ!」に「バイバ~イ!」と返しながらついてくる。
中には「日本へ良いたびを!」とわざわざ言ってくれたりする子もいた。
え~嬉しい!ただ楽しんでるだけかもしれないけど嬉しい!
門の前にたどり着き、警備員に頼んでみんなと一緒にパチリ。
ぎゅーっと抱きしめたうちの小さな女の子が何か言っていた。
その中に「ジャパン」という単語が入っていた。
そうなのだよ、りえはジャパニーズなのだよ。
どこまでこの小さな子供たちが私を覚えていてくれるかはわからないけど
私は一生忘れない。チャントンバの子供たち。また会いたいな。
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