元気なうちにやりたかったことをやろう!そんな思いで2011年3月より8月までマラウイで薬剤師として派遣されるマラリエ生活を綴った日記です。
2011/09/26 (Mon)
マラウイから帰国して1ヶ月。
帰国して1週間後には岩手の陸前高田に行き約3週間過ごした。なかなか濃い1ヶ月だった。
でも、まだマラウイ報告が終わっていないのでもう少しマラウイを続けさせてもらう。
さて、たびたびみんなから「家の写真を見せて~」と言われていて
トピックが無くなったときに・・・と思いながらあっという間に帰国してしまった。
ので、今更ながらマダムの豪邸をご覧あれ~!
近くの家はレンガで造られた家がほとんどの中、突然でっかい黒い門。
「チャントンバのでっかい家」というとみんなわかる。
門の前にいるのは大好きな警備員コスマス♪
私の前任者は10ヶ月の短期派遣だった。
前任者は新規派遣だったので家を探さなくてはならなかった。
なかなか貸家がなく、前任者は何ヶ月かモーテルから通っていた。
本来、家は配属先が探す。
が、赤字の病院に払えるところは無く、結果この豪邸をJICAが借りることとなった。
前任者は短期のため、家具をほとんど買わなかった。
机2つ、椅子2つ、クッカーをのせる台くらいでベットは無し。
5ヶ月だから私も買わず。前任者が買わなかった冷蔵庫は買った。
日本円で2万円くらいかな。冷蔵庫はムジンバでは買えないと聞いていたので
迷ったけど(寒い季節になるから)、困ったら困る!と買った。
前任者と同じように庭に面した裏玄関をメイン玄関にした。
着任時、雨季の終わりだったため庭には前任者が植えた茄子、キャベツ、
春菊、ミニ白菜、菜っ葉がたわわになっていた。
茄子が終わった後にルッコラの種を撒き、後半は出来たルッコラ、トマト、
刻んだたまねぎ、アボガドでサラダを楽しんだ。
葉物は人気終了までずっと食べることが出来て感謝感謝だった。
庭の奥に見える小さな建物はボットン便所。警備員用だったけど8月に断水が4日くらい
続いたときには使用した。でもこれが綺麗なの!コスマスが毎日掃除していたからね♪
このお庭でコスマスやブランタイヤに行ったジョセフィとよく話したなぁ。
近所の子供たちも入ってきて写真とって終わったら何か言ってて、
警備員に通訳してもらったら「私たちを門から出してください」と言ってて爆笑したなぁ。
写真につられて入ってきたものの、奥に入りすぎて不安になった子供たち。ちょ~かわいい☆
玄関から入るとすぐにキッチン。右に曲がると冷蔵庫と机があって
朝ごはんを食べていた部屋になる。(画素数が大きくて表示できず!)
そこの窓からは庭が見えて毎朝コスマスがシャッシャッとお庭を掃いていたっけ。
その部屋の奥は巨大なスペース。長期ならここに長机とソファを置いて
ちょ~リラックスなんだけどなぁ、という部屋。
キッチンに戻ってまっすぐ行くと廊下。使っていない部屋が2部屋。
1番奥が寝室。蚊帳は前任者のもの。ベットも作らずマットレスを重ねて寝ていた。
そうそう、いつだったか体調が悪く寝ていると夜中に窓をたたく音が・・・。
「うるさい!もう!!」と思い起きると、なんとマットレスの半分くらいまで水に浸っている!!
ぎゃ~!と起きる。ドアの向こうから水が来ている。
この日は断水で、いつか戻ってくるかなと洗面所の蛇口を開いたままにしていたのだった。
しかもマックス開いて、その下に洗面器。勢いのいい水が洗面器にはねて風呂場全体が3センチ
くらいの水浸し。その水はキッチンを抜け玄関へ。
一方、寝室へと来ていたのだった。夜中2時から警備員2人と
3人で4時過ぎまでかかって片付けた。
それから何日かは警備員に「マダム、蛇口は大丈夫?」と寝る前に念押しされたっけ。
キッチンを出てすぐ左がトイレ+お風呂場。
バスタブがある家は珍しい。2つ蛇口があるけどお湯は出ない。
お風呂は電気ポット1.7ℓ×4回+小鍋4杯のお湯にお水を入れて
たらいにいい感じのお湯を作る。そこから洗面器でかけていく。
坊主は楽だったな。とはいえ、7月は豪邸のため空間が広く寒かった。
寒すぎる日は入らなかった。
任地を去る3日くらい前。よし、いい湯加減。入るぞ!と脱いだところで
停電!!「わ~!!」と外でいつものように子供の歓声。
いつまで続くかわからないし、お湯をまた沸かすのももったいないし
面倒くさい。に、やることないし。ということで3本のろうそくを
バスタブにいい感じに配置しムーディーなお風呂を楽しんだ。
「あ~、マラウイなんだなぁ」と思いながら。
そしたら割とすぐに電気が復活。外の子供たちが「わ~!!」と歓声。
自分の家には電気が無いけどマーケットとか一部の家にあるから停電がわかる。
停電になっても復活してもどっちも「わ~!!」と喜ぶ。
朝はGo!Go!Go!のゴロに合わせて5:55に起きていた私。にわ鶏と子供たちの元気な声。
7時に家を出て8時半から16時半まで病院。
18時にはご飯を食べ、お湯を沸かすのに30分くらいかかりお風呂に入り
22時ごろには寝ていた。そんな時間でもまだまだ子供たちは騒いでいた。
最初の方のブログにも書いているけど「元気だなぁ」と思う日々。
最初の印象と変わることなく「貧しいけど平和、貧しいけど幸せ」。それが私のマラウイ。
病院までは15分ほど歩いていたけどそれがまた良かった。
目の前のマーケットで1山5円のパンをいつもの少年から買っていた。
唯一覚えたトゥンブカ語の数字「アウィーリ(2)」と言っていつも2個買っていた。
うちに椅子が2脚しかないため、3人以上がうちに集まると隣の人に椅子を借りていた。
私の後任は暫く来ない。マダムの豪邸は、新しく来た医局長が住むことになった。
マラウイで一番大好きなチャントンバ。一生忘れない。
帰国して1週間後には岩手の陸前高田に行き約3週間過ごした。なかなか濃い1ヶ月だった。
でも、まだマラウイ報告が終わっていないのでもう少しマラウイを続けさせてもらう。
さて、たびたびみんなから「家の写真を見せて~」と言われていて
トピックが無くなったときに・・・と思いながらあっという間に帰国してしまった。
ので、今更ながらマダムの豪邸をご覧あれ~!
近くの家はレンガで造られた家がほとんどの中、突然でっかい黒い門。
「チャントンバのでっかい家」というとみんなわかる。
門の前にいるのは大好きな警備員コスマス♪
私の前任者は10ヶ月の短期派遣だった。
前任者は新規派遣だったので家を探さなくてはならなかった。
なかなか貸家がなく、前任者は何ヶ月かモーテルから通っていた。
本来、家は配属先が探す。
が、赤字の病院に払えるところは無く、結果この豪邸をJICAが借りることとなった。
前任者は短期のため、家具をほとんど買わなかった。
机2つ、椅子2つ、クッカーをのせる台くらいでベットは無し。
5ヶ月だから私も買わず。前任者が買わなかった冷蔵庫は買った。
日本円で2万円くらいかな。冷蔵庫はムジンバでは買えないと聞いていたので
迷ったけど(寒い季節になるから)、困ったら困る!と買った。
前任者と同じように庭に面した裏玄関をメイン玄関にした。
着任時、雨季の終わりだったため庭には前任者が植えた茄子、キャベツ、
春菊、ミニ白菜、菜っ葉がたわわになっていた。
茄子が終わった後にルッコラの種を撒き、後半は出来たルッコラ、トマト、
刻んだたまねぎ、アボガドでサラダを楽しんだ。
葉物は人気終了までずっと食べることが出来て感謝感謝だった。
庭の奥に見える小さな建物はボットン便所。警備員用だったけど8月に断水が4日くらい
続いたときには使用した。でもこれが綺麗なの!コスマスが毎日掃除していたからね♪
このお庭でコスマスやブランタイヤに行ったジョセフィとよく話したなぁ。
近所の子供たちも入ってきて写真とって終わったら何か言ってて、
警備員に通訳してもらったら「私たちを門から出してください」と言ってて爆笑したなぁ。
写真につられて入ってきたものの、奥に入りすぎて不安になった子供たち。ちょ~かわいい☆
玄関から入るとすぐにキッチン。右に曲がると冷蔵庫と机があって
朝ごはんを食べていた部屋になる。(画素数が大きくて表示できず!)
そこの窓からは庭が見えて毎朝コスマスがシャッシャッとお庭を掃いていたっけ。
その部屋の奥は巨大なスペース。長期ならここに長机とソファを置いて
ちょ~リラックスなんだけどなぁ、という部屋。
キッチンに戻ってまっすぐ行くと廊下。使っていない部屋が2部屋。
1番奥が寝室。蚊帳は前任者のもの。ベットも作らずマットレスを重ねて寝ていた。
そうそう、いつだったか体調が悪く寝ていると夜中に窓をたたく音が・・・。
「うるさい!もう!!」と思い起きると、なんとマットレスの半分くらいまで水に浸っている!!
ぎゃ~!と起きる。ドアの向こうから水が来ている。
この日は断水で、いつか戻ってくるかなと洗面所の蛇口を開いたままにしていたのだった。
しかもマックス開いて、その下に洗面器。勢いのいい水が洗面器にはねて風呂場全体が3センチ
くらいの水浸し。その水はキッチンを抜け玄関へ。
一方、寝室へと来ていたのだった。夜中2時から警備員2人と
3人で4時過ぎまでかかって片付けた。
それから何日かは警備員に「マダム、蛇口は大丈夫?」と寝る前に念押しされたっけ。
キッチンを出てすぐ左がトイレ+お風呂場。
バスタブがある家は珍しい。2つ蛇口があるけどお湯は出ない。
お風呂は電気ポット1.7ℓ×4回+小鍋4杯のお湯にお水を入れて
たらいにいい感じのお湯を作る。そこから洗面器でかけていく。
坊主は楽だったな。とはいえ、7月は豪邸のため空間が広く寒かった。
寒すぎる日は入らなかった。
任地を去る3日くらい前。よし、いい湯加減。入るぞ!と脱いだところで
停電!!「わ~!!」と外でいつものように子供の歓声。
いつまで続くかわからないし、お湯をまた沸かすのももったいないし
面倒くさい。に、やることないし。ということで3本のろうそくを
バスタブにいい感じに配置しムーディーなお風呂を楽しんだ。
「あ~、マラウイなんだなぁ」と思いながら。
そしたら割とすぐに電気が復活。外の子供たちが「わ~!!」と歓声。
自分の家には電気が無いけどマーケットとか一部の家にあるから停電がわかる。
停電になっても復活してもどっちも「わ~!!」と喜ぶ。
朝はGo!Go!Go!のゴロに合わせて5:55に起きていた私。にわ鶏と子供たちの元気な声。
7時に家を出て8時半から16時半まで病院。
18時にはご飯を食べ、お湯を沸かすのに30分くらいかかりお風呂に入り
22時ごろには寝ていた。そんな時間でもまだまだ子供たちは騒いでいた。
最初の方のブログにも書いているけど「元気だなぁ」と思う日々。
最初の印象と変わることなく「貧しいけど平和、貧しいけど幸せ」。それが私のマラウイ。
病院までは15分ほど歩いていたけどそれがまた良かった。
目の前のマーケットで1山5円のパンをいつもの少年から買っていた。
唯一覚えたトゥンブカ語の数字「アウィーリ(2)」と言っていつも2個買っていた。
うちに椅子が2脚しかないため、3人以上がうちに集まると隣の人に椅子を借りていた。
私の後任は暫く来ない。マダムの豪邸は、新しく来た医局長が住むことになった。
マラウイで一番大好きなチャントンバ。一生忘れない。
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