元気なうちにやりたかったことをやろう!そんな思いで2011年3月より8月までマラウイで薬剤師として派遣されるマラリエ生活を綴った日記です。
2011/08/04 (Thu)
そしてクチェワインへ!ひゃ~!これマラウイ!?と思うほどの立派なホテル。
7月15日。
帰国1ヶ月前までに住血吸虫チェックの採血をしなくてはならなく首都へ。
マラウイ湖にはこの虫が水中に潜んでいて血中で育ち、
そして育つと皮膚から出てくる(?)らしい。
このためマラウイ湖に入ることは禁止されているものの湖畔の水道は
混入している可能性があるためチェックする。
いた場合、治療薬が日本にはなかったりするのでこっちで治療して駆除してから帰国となる。
カタベイに行ったからもしかしていたらもう少しマラウイにいられるなぁと思うけど、
連絡がないので予定通り帰れてしまうんだろうなぁ。
せっかく南へ下りるならと翌日みんなのお勧めZombaへ!
ゾンバは首都から6時間くらい南に下がった高原地帯で昔の首都だったとか。
首都から出発の4人が到着後、ゾンバ隊員で地質調査をしている石川さん宅へ。
本当に高原で緑豊かでマラウイじゃないみたい!
「僕は写さなくていいですよ」という石川さんの後ろには川が流れミニ渓谷。
花がきれいにまとわれた塀の石川さん豪邸でゾンバ近くの隊員井場さんも交え
お茶を頂きながらおしゃべり。
そして同期の残り2人の到着にあわせてバスデポへ。
久しぶりに全員揃ったということでバスデポバックに記念撮影。
同期と最初で最後の旅。短期の私を仲間に入れてくれてありがとう!
そして山の上にあるホテル滞在組はタクシーで山へ。
どんどん登っていって眼下にゾンバの街が見渡せる。あ~山って最高!
途中、滝に寄ってマイナスイオンをもらう。やっぱ水のある山はいいなぁ。
マラウイアンの子供たちがよく、カンフーの格好で写真にうつりたがるのでマネしてみる。
そしてクチェワインへ!ひゃ~!これマラウイ!?と思うほどの立派なホテル。
1人1泊12000kw(6000円)で朝食付き。部屋には暖炉とそして姿見がある!
すごい~!マラウイで全身鏡でチェックできるなんて!
そしてバスタブとシャワーも分かれていて快適!!
とりあえずご飯までお庭に行ったりのんびりしていざレストランへ♪
ビュッフェで3600kw(1800円)。味は普通においしかった。ケーキもおいしかった。
何より雰囲気最高!
たまたま一緒の日に泊まっていたあっきーたちを撮ったけど、これ、日本っていっても
わからない!すごいぞマラウイ!はちきれそうなお腹で部屋に戻り暖炉に火を入れてもらって
4ヶ月ぶりにバスタブに浸かってお風呂に入り極楽で1日を終える。
翌朝、みほちゃんと5時45分ホテル出発。前日、スタッフに「朝日が見たい」と
お願いしてガイドしてもらった。1時間ほど汗だくで上る。
雲が多くて期待通りの朝日ではなかったけど、頂上からの眺めは遠くムランジェ山や
シレ川を見渡せ気持ちよかった。そして日が上がってからの街や山の色の変化が綺麗だった。
2時間ほどで2人で2500kwのガイド料。悪くない。
今度来るときがあれば2時間で着くビューポイントにハイキングしたいなぁ。
ホテルへ戻って朝ごはん。ビュッフェで絞ったジュースやオムレツ焼いてくれるなんて
あ~リゾート♪そりゃマラウイにしたら高い。
今私が払っている警備員の1ヶ月の給料と同じ宿代だもんな。
お庭を散策し、記念撮影大会をして私は帰路へ向かう。残りのみんなは休みを取ってのんびり旅行。
20日、21日にはマラウイ全土でデモがあった関係でみんな任地へ帰るのがかなり遅れたみたいで
残りの活動日数が短かった私はセーフ。とはいえ、その2日間は自宅待機
(スタッフへの引継ぎ用フリップチャートの作成や最終報告書を作れたけど)だった。
11時過ぎのバスに乗り首都へ。バスの部品が途中破損したのかかなり時間がかかって
7時間くらいで首都に着く。
翌日、DVDが見れ時間も正確で最近ムジンバも通るようになった豪華バスでムジンバへ向かう。
も!!首都内でガソリンを入れるのに1時間半も待ち(国内でのガソリン+外貨不足のため)、
結局6時間以上かかってムジンバ到着。
期待していた”24”が流れていたが走る音で聞こえず爆睡。
いやはや、でもでもゾンバへの道2時間前くらいから初のバオバブの木inアフリカも見れて
アフリカかも~と思ったし大満足の週末でした。
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