元気なうちにやりたかったことをやろう!そんな思いで2011年3月より8月までマラウイで薬剤師として派遣されるマラリエ生活を綴った日記です。
2011/04/03 (Sun)
私にとっての研修最終日。腸チフスの予防接種に行った。
これはプライベートのクリニック。
右はカーテンに書かれたこのクリニックの名前。かわいい。
パブリックだと長蛇の列らしい。ここは10人くらいが待っていた。
看護師にブスっと漫画のように直角に注射をされた。
「俺ええわ」の少年もおとなしく打たれていた。
ここは朝9時から夜10時までの診療時間で救急車も24時間体制。
この救急車がマラウイで一番の救急車だそうだ。
首都の病院での食事は出ないことが多く、地方の病院は食事を提供されることが多いという。
これは首都では住居が近いため家族が食事を運びにこれるからで
国がそのように資金を分配しているらしい。
このため首都の病院はすごい人で時に病院で炊き出しをしているそうだ。
そして病院前にはご飯や食べ物屋がたくさんいるらしい。
午後はエイズについての講義。
1983年にマラウイでHIV陽性者が診断された。これは世界で発見されたのと同じくらい。
1998年に感染率16%でピークを迎えその後低下し現在12%。
2004年からエイズ治療薬無料サービスが開始した。
マラウイでは出産前検診においてHIV陽性かチェックしている。
出産は病院やクリニックですることが勧められている。
が、このまえミニバスで赤ちゃんを抱いていたお母さんに聞いたところ
入院期間は2日間だったと。すごい。
そこで質問。「予防薬は確実に提供できているのか?」
答えは「イエス」。
「では、なぜ他の薬は不足しているのか?」
これはエイズに関しては国家対策が組まれておりまったく違うルートらしい。
でもその素敵な戦略をどうして他の薬に広げられないのか。
やっぱりお金。お金がないからなんだなぁ。
この日の昼休み、近くの図書館に行った。
入ると入り口にコンドームが置いてあり自由に取れるようになっている。
へ~と手に取っていると中で勉強中のマラウイアンが私たちに注目している。
特に女子がクスクス笑っている。
やっぱり自然に取れるような感覚ではないんだなと思った。
そこは日本と似た感覚なのかもしれない。
JICAのオフィスがあるエリートな感じのエリアの中の図書館だったけど
本棚は空きあり。
これは薬学系の本の棚。一番きれいな本は2007年のものだった。
やっぱりお金かなぁ。
マラウイは国の資金の40%が他の国からの寄付で成り立っている。
それってすごい。びっくり。その寄付で薬があり、いろんなものがあることを
理解してもったいないことのないように使っていればいいんだけど難しいんだろうな。
いざ任地へ!現実を見て自分の甘い先入観と比べてみよう。
これはプライベートのクリニック。
右はカーテンに書かれたこのクリニックの名前。かわいい。
パブリックだと長蛇の列らしい。ここは10人くらいが待っていた。
看護師にブスっと漫画のように直角に注射をされた。
「俺ええわ」の少年もおとなしく打たれていた。
ここは朝9時から夜10時までの診療時間で救急車も24時間体制。
この救急車がマラウイで一番の救急車だそうだ。
首都の病院での食事は出ないことが多く、地方の病院は食事を提供されることが多いという。
これは首都では住居が近いため家族が食事を運びにこれるからで
国がそのように資金を分配しているらしい。
このため首都の病院はすごい人で時に病院で炊き出しをしているそうだ。
そして病院前にはご飯や食べ物屋がたくさんいるらしい。
午後はエイズについての講義。
1983年にマラウイでHIV陽性者が診断された。これは世界で発見されたのと同じくらい。
1998年に感染率16%でピークを迎えその後低下し現在12%。
2004年からエイズ治療薬無料サービスが開始した。
マラウイでは出産前検診においてHIV陽性かチェックしている。
出産は病院やクリニックですることが勧められている。
が、このまえミニバスで赤ちゃんを抱いていたお母さんに聞いたところ
入院期間は2日間だったと。すごい。
そこで質問。「予防薬は確実に提供できているのか?」
答えは「イエス」。
「では、なぜ他の薬は不足しているのか?」
これはエイズに関しては国家対策が組まれておりまったく違うルートらしい。
でもその素敵な戦略をどうして他の薬に広げられないのか。
やっぱりお金。お金がないからなんだなぁ。
この日の昼休み、近くの図書館に行った。
入ると入り口にコンドームが置いてあり自由に取れるようになっている。
へ~と手に取っていると中で勉強中のマラウイアンが私たちに注目している。
特に女子がクスクス笑っている。
やっぱり自然に取れるような感覚ではないんだなと思った。
そこは日本と似た感覚なのかもしれない。
JICAのオフィスがあるエリートな感じのエリアの中の図書館だったけど
本棚は空きあり。
これは薬学系の本の棚。一番きれいな本は2007年のものだった。
やっぱりお金かなぁ。
マラウイは国の資金の40%が他の国からの寄付で成り立っている。
それってすごい。びっくり。その寄付で薬があり、いろんなものがあることを
理解してもったいないことのないように使っていればいいんだけど難しいんだろうな。
いざ任地へ!現実を見て自分の甘い先入観と比べてみよう。
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