途中で買ったサモサ(10kw!!)もおいしかった~!みほちゃんが持っているのがサモサ。
緑のお皿にあるのがマンダシ。
彼らは国連からの援助を受けていて他国への移住の審査をキャンプで待っている
これで2万人のエリアをまかなうの!?JICAの要請にはヘルスセンターの在庫管理が
ひたすらいつ着くか電話する。来たのは9時半。
5月31日初めての有給。有給っていうか、公休っていうか…。
とにかく土日以外にとっていい休み10日のうち1日を使った。
ムズズのさとみんがマレーシアからくるシニアボランティアに隊員の活動見せついでに
ウィッチドクター(魔術的な医療をするドクター)見学もするけどどう?と誘ってくれたのだ。
同期隊員は任地から2ヶ月出れず、任期の短い私はどこに所属するわけでもなく
そんな私を私を仲間に入れてくれるとは本当に嬉しかった。
北のムズズから1日タクシーを借りて途中私を拾い、更に途中1人拾いルウェレジへ行った。
ルウェレジはマラウイを南北に走るM1と呼ばれる舗装道路から入り 30分くらいのところにある。
M1から道をそれてすぐ、下って橋を渡って上る。そんな道があった。
橋を渡って勢いよく上るはずが…。止まる。止まった…。
ドライバーはボンネットを開けあーだこーだ直そうとするも動かず。
ルウェレジ隊員のこうじろうくんがバイクで到着。見守るもこれはどうにもならなそう。
そして村では私たちが来るからと村人が待っている。
ということで、ちょうど1ヶ月前くらいにこうじろうくんが日本の放置自転車を
NPOを通じて50台ゲットしたその自転車で向かおうということになった。
こうじろうくんが村へ。ほどなくして汗だくのマラウイアンが自転車をこいできた。
そして私たちを後ろに乗せて再び村へ。30分以上かかっただろうか。
汗だくで村までこいでくれた。村にはたくさんの人。
そのあたりの村長さんたちも来てくれて村長さんの中の偉い人も迎えてくださって
取り合えずお芋とチコンダモヨウと言うメイズの粉の入ったケーキ、そしてミルクティを頂く。
おいしかった。こっちではミルクが高いためかミルクティになかなか出会わない。
村長さん宅のせいか、食器も頑丈で揃ってる。
そして、みんなの集まる広場へ。
ヘルスセンターの人が司会をしてお偉いさん方の挨拶、そしてヘルスセンター関係の人が
作ったドラマ(劇)を2つ見せてもらう。
この地域では栄養教育が進んでいて6種類のグループからバランスよく食事をとることが
きちんと理解されている。
ドラマはチチェワだったけど見ればわかる感じで6フードポリッジ(お粥)の作り方を教え、
とってもおいしいわ!私も食べる~!私も私も~!!てな内容だった。
そしてそのあと6フードを工夫した食事が用意されて少しずつ食べてそして閉幕。
予定よりかなり遅い到着だったにもかかわらず待っているマラウイアン。
それに対しマレーシアからの来たまさるさんは「優しいですね」と。
「でも、だからこそ逆の立場になるときはかなり待つんですよ。
待てるから逆に会議の時間が1~2時間遅れになったりするんです。」と説明。
待てることの凄さと待たせることの凄さがマラウイのすごいところの気がする。
さて、この後地鶏&シマのご飯も頂き、待望のウィッチドクター登場。
スーツを着ている人がほとんどと言う中、怪しい人をこうじろうくんが探してきてくれた。
彼は何年か前に、自暴自棄になっているときに神からのお告げで亡くなった両親のお墓に
ピラミッドのようなものを作りなさいと。
作ったときに神からウィッチドクターとして人を救うことを命じられたそうだ。
彼は患者を見るとスピリチュアルパワーが降りてきてどこどこのどの木や葉っぱを
粉にして投与すればいいかがわかるのだそうだ。
彼は患者に神経を使うと自分も疲れ果てる。
その時はヤギの血を飲んだりドラムをたたくと復活するんだそうだ。
彼の持っていた怪しげな杖的なものからパワーをもらう私たち。
通訳してくれたマラウイアンは信じていないと言う。
「幸運」と呼ばれる粉は離婚した妻を戻すことができるそうだ。
ラッキーがくるそうでとりあえず買うか!とみんなでいくらか聞くとタバコほどの
小さなボトルなのに5000クワチャという。
においはヒノキのにおい。どうせ使わないし、買わずに御礼を渡した。
本当は噂の「惚れ薬」が欲しかったが彼は持っていなかった。残念!
そんなことをしているうちに車が到着していた!
「こりゃ、ウィッチドクターのパワーだね!」といって日も暮れてくるので帰路に急ぐ。
順調に走り出したのもつかの間、途中止まってしまう。ボンネットを開けるドライバー。
やっぱり幸運薬を買っとくべきだったか…。
日が暮れてしまう。泊まる場所はない。やぱい!ということで、ドライバーにある程度の料金を払い、
近くを通ったトラックにM1まで100クワチャで行ってくれないか交渉し、M1へ。
もう、日がほとんど沈んで寒くなって暗くなってきていた。
南へ下るメンバーと北に戻る私とあゆみちゃん。
ミニバスも通らない時間になり必死にヒッチハイクする。
2台のトラックに無視され、その後来た乗用車が止まってくれる。
「ムジンバは寄らずにムズズなら乗せていくよ。いくら?」
当初、ムジンバにあゆみちゃんが泊まる予定があゆみちゃんの住むムズズへ2時間半
1000クワチャで行くことになった。
いやはや、1dayトリップはあゆみちゃん宅で語りに語り終わるのであった。
あ~旅だった~!
彼はアイザック。仕事は絵描きでTシャツとかのデザインもしていると。
翌日から外来の待合室での講義も週2回で開始。もとからやっているあっきーの